こんにちは。Tradivanceです。
Google Workspaceで生成AIのGeminiを活用して、業務効率化やコスト削減を実現したいとお考えの企業担当者の方も多いのではないでしょうか。
特に「2025年3月の料金改定で何が変わったの?」「Gemini標準搭載でどれくらいコストが削減できる?」「企業規模別の最適プランは?」「実際に導入する際の注意点は?」といった疑問を抱えている方は多いと思います。
実際に私たちもGoogle Workspaceの2025年最新料金について色々と調査してみましたが、2025年3月17日の料金改定により、これまで有料アドオンだったGemini機能がBusinessプラン以上に標準搭載され、料金体系が大幅に変更されています。
最新の料金体系理解、プラン別機能差の把握、企業規模に応じた最適プラン選択、そして段階的な導入計画をセットで理解しないと、不必要な上位プランへの移行やコスト超過を招きやすいのでは?と思っています。
だからこそ本記事では、Google Workspaceの2025年最新料金情報について、プラン別比較と導入ステップを基に解説していきたいと思います。
本記事で得られる情報・解決する悩み
- 2025年3月改定後の最新料金体系と各プラン(Business Starter/Standard/Plus/Enterprise)の詳細比較
- Gemini標準搭載による実質コスト削減効果と従来のアドオン料金との比較
- 企業規模別(小規模・中規模・大規模)の最適プラン選択基準とコスト試算
- 年間契約と月間契約の料金差とフレキシブルプランのメリット・デメリット
- 導入時の注意点と段階的移行による失敗回避ステップ
Google Workspaceの料金体系

Google Workspaceの料金は、ユーザー数を軸に決まる定額制です。2025年3月17日に実施された料金改定により、Business StarterからEnterpriseまで全プランで値上げが行われましたが、同時にGemini(AI機能)が標準搭載され、追加料金なしで利用できるようになりました。
年間契約と月額契約では料金に差があり、年契約では月あたり約16%程度のコスト削減が可能です。まずは「結局いくらかかるのか」を把握するために、課金単位と月額・年額の全体構造を整理して理解しておくことが重要です。
料金体系の3つの基本ポイント
- ユーザー単位課金:利用するユーザー数×プラン料金で月額が決定
- 契約形態による差:年間契約は月額契約より約16%安価(月換算)
- Gemini統合:2025年3月より全プランでAI機能を追加費用なしで利用可能
| プラン | 年契約(月額換算) | 月額契約 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| Business Starter | 800円/ユーザー | 950円/ユーザー | 小規模チーム・スタートアップ |
| Business Standard | 1,600円/ユーザー | 1,900円/ユーザー | 中小企業・標準利用 |
| Business Plus | 2,500円/ユーザー | 3,000円/ユーザー | セキュリティ重視企業 |
| Enterprise | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 大規模組織・エンタープライズ |
料金計算の注意点
Business Starter、Standard、Plusの各プランは最大300ユーザーまでの制限があります。それを超える場合はEnterpriseプランへの移行が必要です。また、月の途中でユーザーを追加・削除した場合は日割り計算が適用されるため、柔軟な運用が可能です。ただし、年間契約の場合は契約期間中のプラン変更に制約があるため、初期のプラン選定が重要になります。
Google Workspaceの料金体系の基本
Google Workspaceの料金は、利用する「ユーザー数」に応じて発生します。2025年3月17日の料金改定により、Business Starterは年契約で月額800円、Business Standardは1,600円、Business Plusは2,500円(すべて税抜)となりました。
月額契約を選ぶと約16%高くなるため、長期利用を前提とする場合は年契約が推奨されます。プランごとに月額料金と使える機能が異なり、必要な業務範囲に応じて選択する仕組みになっています。
| プラン名 | 年契約(月換算) | 月額契約 | ストレージ容量 | 会議参加上限 |
|---|---|---|---|---|
| Business Starter | 800円/ユーザー | 950円/ユーザー | 30GB/ユーザー | 100人 |
| Business Standard | 1,600円/ユーザー | 1,900円/ユーザー | 2TB/ユーザー | 150人 |
| Business Plus | 2,500円/ユーザー | 3,000円/ユーザー | 5TB/ユーザー | 500人 |
| Enterprise | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 5TB以上 | 1,000人 |
料金はユーザー数×プラン単価で計算されます。例えば、Business Standardを20名で利用する場合、年契約なら月額32,000円(1,600円×20名)となります。Business系プランは最大300ユーザーまでの制限があるため、それを超える組織ではEnterpriseプランへの移行が必須です。
月の途中でユーザーを追加・削除した場合は日割り計算が適用されるため、柔軟な人数調整が可能です。ただし、年間契約では契約期間中のプラン変更に制約があるため、成長を見越した初期プラン選定が重要になります。
月額課金と年額契約(年払い)の違い
Google Workspaceには月ごとに支払うフレキシブルプランと、1年契約を前提とした年間プランの2種類が用意されています。
年間プランは月額料金より約16%割安になる一方、フレキシブルプランは割高ですが契約の柔軟性が高いという特徴があります。自社の事業フェーズやユーザー数の変動頻度に合わせて、最適な支払い方法を選択することが重要です。
| 項目 | 年間プラン(月払い) | フレキシブルプラン(月払い) |
|---|---|---|
| Business Starter | 月額800円/ユーザー | 月額950円/ユーザー |
| Business Standard | 月額1,600円/ユーザー | 月額1,900円/ユーザー |
| Business Plus | 月額2,500円/ユーザー | 月額3,000円/ユーザー |
| 契約期間 | 1年間の継続利用が前提 | いつでも解約可能 |
| ユーザー数変更 | 契約期間中も可能 | いつでも自由に変更可能 |
| 料金メリット | 約16%安い | 柔軟性が高い |
年間プランを選択すると、Business Starterでは年間約1,800円、Business Standardでは約3,600円の節約が可能です。従業員数が安定している企業や中長期での利用を見込む場合は、年間プランが総コストを抑えられる選択肢となります。
一方で、スタートアップ企業や人員変動が激しい組織では、フレキシブルプランの柔軟性がメリットとして活きてきます。
なお、2025年3月17日からの料金改定により、Business全プランにAI機能「Gemini」が標準搭載されています。
これにより追加料金なしで高度なAI機能を活用できるため、契約形態に関わらず費用対効果は向上しています。
Google Workspaceの料金プラン一覧

Google Workspaceは、組織規模や利用目的に応じて選べる柔軟な料金プランを提供しています。
2025年3月17日から料金改定が実施され、AI機能「Gemini」が標準搭載されることで、各プランの価値が大きく向上しています。
プラン選択は、ストレージ容量・会議参加人数・セキュリティレベルの3つの視点で比較すると、自社に最適な選択肢を見つけやすくなります。
| プラン名 | 月額料金(年契約・税抜) | ストレージ容量 | Meet参加人数 | 主な対象企業 |
|---|---|---|---|---|
| Business Starter | 800円/ユーザー | 30GB/ユーザー | 100名 | 小規模チーム・スタートアップ |
| Business Standard | 1,600円/ユーザー | 2TB/ユーザー | 150名 | 中小企業・一般業務 |
| Business Plus | 2,500円/ユーザー | 5TB/ユーザー | 500名 | セキュリティ重視企業 |
| Enterprise Standard | 要見積もり(目安3,000円〜) | 5TB/ユーザー | 1,000名 | 大企業・高度な管理が必要 |
| Enterprise Plus | 要見積もり(目安4,000円〜) | 5TB/ユーザー | 1,000名 | 最高レベルのセキュリティ必須 |
Business StarterからBusiness Plusまでは最大300ユーザーまで利用可能で、それを超える場合はEnterpriseプランへの移行が必要です。
月額契約も可能ですが、年額契約と比較すると約20%割高になるため、長期利用を前提とする場合は年額契約がコスト効率に優れています。
Google Workspaceの料金プラン
Business Starterの料金とできること
Business Starterは月額800円という最も手頃な価格で、Gmail・ドライブ・Meet・カレンダーなどの基本機能を利用できます。
2025年3月の料金改定により従来の680円から120円値上げされましたが、その代わりにAI機能Geminiが標準搭載されました。
小規模チームや個人事業主が、初期コストを抑えてクラウド環境を構築したい場合に最適なプランです。
| 機能項目 | Business Starter | 備考 |
|---|---|---|
| 月額料金(年契約・税抜) | 800円/ユーザー | 2025年3月改定後 |
| ストレージ容量 | 30GB/ユーザー | Gmail・ドライブ・フォト共用 |
| Meet最大参加人数 | 100名 | 会議時間無制限 |
| Gemini AI機能 | 利用可能 | Gmail・ドキュメントで基本的なAI支援 |
| 最大ユーザー数 | 300名まで | 超過時はEnterpriseへ移行 |
30GBのストレージは、メール中心の業務であれば十分対応可能ですが、大容量ファイルを頻繁に扱う場合は不足する可能性があります。
録画機能やMeetの高度な機能は制限されているため、オンライン会議を積極活用する企業は上位プランを検討すべきです。
Google Workspaceの料金プラン
Business Standardの料金とできること
Business Standardは月額1,600円で、Starterの2倍の料金ですが、ストレージは約67倍の2TBに拡大されます。
2025年3月の料金改定で従来の1,360円から240円値上げされました。多くの中小企業で最も選ばれているバランス型プランで、日常業務で必要な機能をほぼ網羅しています。
| 機能項目 | Business Standard | Starterとの主な差分 |
|---|---|---|
| 月額料金(年契約・税抜) | 1,600円/ユーザー | +800円 |
| ストレージ容量 | 2TB/ユーザー | +約1,970GB(約67倍) |
| Meet最大参加人数 | 150名 | +50名 |
| Meet録画機能 | 利用可能 | Starterは不可 |
| NotebookLM(AI) | 1ノートブック最大20音声 | Starterは3音声まで |
録画機能の追加により、会議内容を自動保存して後から確認できるため、議事録作成の手間が大幅に削減されます。
2TBのストレージは、一般的な中小企業であれば数年間は容量不足に悩まされることなく利用できる十分な容量です。
Starterからの移行を検討する際の判断基準は、録画機能の必要性とストレージ容量の不足感の2点が重要です。
Google Workspaceの料金プラン
Business Plusの料金とできること
Business Plusは月額2,500円で、Standardから900円の値上げとなりますが、セキュリティと管理機能が大幅に強化されます。
2025年3月の料金改定では従来の2,040円から460円値上げされ、全プランで最も値上げ幅が大きくなりました。情報漏洩リスクを最小化したい企業や、コンプライアンス要件が厳しい業種に適したプランです。
| 機能項目 | Business Plus | Standardとの主な差分 |
|---|---|---|
| 月額料金(年契約・税抜) | 2,500円/ユーザー | +900円 |
| ストレージ容量 | 5TB/ユーザー | +3TB(2.5倍) |
| Meet最大参加人数 | 500名 | +350名(約3.3倍) |
| Google Vault | 利用可能 | Standardは不可 |
| DLP(データ損失防止) | 基本機能利用可能 | Standardは不可 |
Google Vaultは、メールやチャット履歴を法的保持要件に応じて保管・検索できる機能で、訴訟対応や監査対策に必須です。DLP機能により、機密情報を含むファイルの外部共有を自動検知してブロックできるため、情報漏洩のリスクを大幅に低減します。
Google Workspaceの料金プラン
Enterpriseプランの料金の考え方
Enterpriseプランは公式サイトでの定価表示がなく、企業規模・利用人数・必要機能に応じて個別見積もりとなります。
目安として、Enterprise Standardは月額3,000円程度から、Enterprise Plusは月額4,000円程度からと言われていますが、個別見積次第です。大規模組織や高度なセキュリティ・コンプライアンス要件を持つ企業向けのプランです。
| プラン種類 | 想定目安料金 (月額・税抜) | 主な追加機能 |
|---|---|---|
| Enterprise Standard | 3,000円〜/ユーザー | 高度な管理機能・Enterprise Data Regions |
| Enterprise Plus | 4,000円〜/ユーザー | 最高レベルのセキュリティ・S/MIME暗号化 |
| Enterprise Essentials | 1,130円/ユーザー※ | 独自ドメイン不要の簡易版 |
| Enterprise Essentials Plus | 2,260円/ユーザー※ | Essentialsのストレージ拡張版 |
| Frontline Starter | 520円/ユーザー※ | 現場作業者向け限定機能版 |
Enterprise Data Regionsは、データの保存地域を特定の国・地域に限定できる機能で、データ主権やコンプライアンス要件が厳しい企業に必須です。
S/MIME暗号化により、メールの送受信を高度に暗号化できるため、機密性の高い情報のやり取りも安全に行えます。
料金は契約年数・ユーザー数・オプション追加などにより変動するため、Google認定パートナー経由での見積もり取得が推奨されます。
Google Workspaceプランの違いと選び方

Google Workspaceは人数・容量・管理要件で最適プランが変わります。
業務の中心がメールだけか、共有ドライブ運用か、統制が必要かを基準に選ぶと失敗が減ります。
2025年3月17日からGemini AIが全プランに標準搭載され、料金改定が実施されました。Starter約800円、Standard約1,600円、Plus約2,500円(税別・年契約時)が新料金の目安です。
人数・容量・統制の3軸で整理すると最適プランが決まります。今の使い方と今後の拡張(共有・管理)を先に確認し、過不足のない構成を選びましょう。
利用人数・企業規模別のおすすめプラン
個人・小規模は最低限のメールと保存を重視し、成長期の中小企業は共有と容量の余裕が重要です。
管理者運用や監査が必要なら上位プランが候補になります。Business Starter・Standard・Plusは最大300ユーザーまでの制限があります。301名以上の組織や、より高度なセキュリティが必要な場合はEnterpriseプランが必須です。
1〜10名:Business Starter
月額800円(税別・年契約)で基本的なメール・ドライブ・Meet機能を利用可能です。
30GB/ユーザーのストレージで、メール中心の業務や少人数チームに最適です。Meet参加上限100名、Gmail AI機能が標準搭載されています。
10〜100名:Business Standard
月額1,600円(税別・年契約)で2TB/ユーザーの大容量ストレージを確保できます。
Meet録画機能、Cloud Search、NotebookLMが追加され業務効率が向上します。ファイル共有が多い組織や、リモートワーク体制の企業に推奨されます。
100名以上:Business Plus / Enterprise
Business Plus(月額2,500円・税別)は5TB/ユーザー、Vault監査機能を搭載しています。
Enterprise StandardはDLP(データ損失防止)、コンテキストアウェアアクセスが利用可能です。セキュリティ統制や退職者データ管理が必要な組織に最適なプランです。
人数が増えるほど共有運用と管理工数が課題になります。
現状の規模だけでなく、1年後の人数と運用体制を見込み、余裕のあるプランを選ぶのが安全です。プラン変更は契約期間中でも可能ですが、ダウングレード時のデータ整理が発生します。
ストレージ容量による選び方
容量不足はメール受信停止や共有ファイルの整理工数を生み、業務が止まりがちです。
ドライブの共同編集や動画・画像を多用するなら容量の余裕が重要になります。Google Workspaceは「プール容量」方式で、全ユーザー分を組織全体で共有する仕組みです。
一部のユーザーが大量に使用すると、他のユーザーの容量を圧迫する点に注意が必要です。
30GB(Starter)で十分
メール・カレンダー・少量の文書作成が主な用途なら30GB/ユーザーで対応可能です。
10名組織で合計300GB(約15万通のメール相当)のプール容量を確保できます。添付ファイルの多いメールや画像保存が少ない業種に適しています。
2TB(Standard)推奨
共有ドライブで資料・動画・画像を頻繁に保存する組織は2TB/ユーザーが必要です。
10名で合計20TB、デザイン・マーケティング部門がある企業に適した容量です。Meet録画機能も利用でき、会議記録の保存が必要な組織にも推奨されます。
5TB以上(Plus/Enterprise)
動画編集・CADデータ・大規模プロジェクトファイルを扱う組織は5TB/ユーザーが安心です。
Enterprise Essentialsは1TB/ユーザー(最大25TB)で、Gmail不要の組織向けです。容量管理機能でユーザー別上限設定も可能で、運用の柔軟性が高まります。
容量は「足りるか」だけでなく「整理運用が回るか」が重要です。
共有ドライブ活用や大容量データの有無を確認し、詰まらない構成を選びましょう。容量不足時の対応として、古いファイルのアーカイブやGoogle Oneへの移行も検討できます。
セキュリティ・管理機能の違い
上位プランほど管理コンソールでの統制、監査ログ、データ保護や端末管理などが強化されます。
外部共有や退職者対応が多いほど管理機能の差が効いてきます。2025年の料金改定により、基本的なセキュリティ機能は全プランで向上しました。
ただし高度な監査・DLP・ゼロトラスト認証はEnterprise以上でのみ利用可能です。
Starter/Standard/Plus共通機能
2段階認証、スパム・マルウェア対策、基本的なエンドポイント管理が標準搭載です。
管理コンソールでユーザー管理・グループ設定・アプリアクセス制御が可能です。外部共有設定の制限やセキュリティ診断機能も全プランで利用できます。
Plus以上:Vault搭載
Google Vaultでメール・チャット・ドライブファイルの保持・検索・エクスポートが可能です。
退職者のデータ削除後も、指定期間内のデータを監査用に保持できます。法的要件・コンプライアンス対応が必要な組織に必須の機能です。
Enterprise:DLP・ゼロトラスト
DLP(Data Loss Prevention)で個人情報・機密情報の漏洩を自動検知・防止します。
コンテキストアウェアアクセスでデバイス・場所・セキュリティ状態に応じた制御が可能です。監査ログのBigQueryエクスポートで、詳細なアクセス分析・レポート作成ができます。
セキュリティは「事故が起きた後の復旧力」まで含みます。
外部共有・端末・退職者の運用があるなら、監査と保護機能の差で選ぶと安心です。特に医療・金融・官公庁など規制の厳しい業界では、Enterprise Standard以上が推奨されます。
Google Workspaceの月額料金・年額料金の目安

Google Workspaceは「1ユーザー単価(プラン)×人数」で費用が決まります。
年契約と月契約で単価が変わるため、まずは想定人数と必要機能で概算し、後から増員できる前提で見積もるのが安全です。
まずは人数・運用方針(増員や解約の柔軟さ)を決め、プラン別に月額と年額の目安を並べて比較すると判断しやすいです。
Google Workspaceの月額料金・年額料金の目安
1ユーザーあたりの月額料金の目安
年契約の目安はStarter約800円、Standard約1,600円、Plus約2,500円(税別/人・月)です。
月契約はそれぞれ約950円、1,900円、3,000円が基準となります。年契約を選ぶと約15〜20%のコスト削減が可能ですが、途中解約時の返金対応はありません。
組織の成長や変動が大きい場合は、月契約で柔軟性を確保する選択肢も検討すべきです。
| プラン | 年契約(月額) | 月契約(月額) |
|---|---|---|
| Business Starter | 800円/ユーザー | 950円/ユーザー |
| Business Standard | 1,600円/ユーザー | 1,900円/ユーザー |
| Business Plus | 2,500円/ユーザー | 3,000円/ユーザー |
| Enterprise Standard | 要問合せ | 要問合せ |
| Enterprise Plus | 要問合せ | 要問合せ |
月額は「年契約(割安)/月契約(柔軟)」で単価が変わります。
Starter・Standard・Plusの税別目安を先に押さえると、社内の予算取りや比較表作成がスムーズです。Enterpriseプランの具体的な料金は販売パートナー経由での見積もりが必要です。
Google Workspaceの月額料金・年額料金の目安
年払いにした場合の年間コスト
年契約の月額目安(Starter800円/Standard1,600円/Plus2,500円)を年額換算すると、1人あたり約9,600円・19,200円・30,000円(いずれも税別)が基本ラインです。
組織全体の年間コストは「1人単価×人数×12ヶ月」で簡易計算できます。月契約の場合は年間約11,400円・22,800円・36,000円(税別)となり、年契約より割高です。
長期利用が確実な場合は年契約、短期試用や人数変動が多い場合は月契約が適しています。
| プラン | 年契約(年額) | 月契約(年額) |
|---|---|---|
| Business Starter | 9,600円/ユーザー | 11,400円/ユーザー |
| Business Standard | 19,200円/ユーザー | 22,800円/ユーザー |
| Business Plus | 30,000円/ユーザー | 36,000円/ユーザー |
| Enterprise Standard | 要問合せ | 要問合せ |
| Enterprise Plus | 要問合せ | 要問合せ |
年払い(年契約)は「月額単価×12」で概算できます。
1人あたり年9,600円〜30,000円(税別)が目安なので、人数分を掛ければ年間予算のざっくり感が掴めます。IT導入補助金を活用すれば、初年度の導入費用を最大3/4まで補助できる可能性があります。
Google Workspaceの月額料金・年額料金の目安
人数が増えた場合の費用シミュレーション
年契約の月額目安で試算すると、5人は4,000/8,000/12,500円、10人は8,000/16,000/25,000円、50人は40,000/80,000/125,000円(税別/月)です。
組織拡大に伴う予算計画を立てる際の基準として活用できます。
人数増加時のプラン変更は管理コンソールから即座に実施可能で、日割り計算が適用されます。段階的な導入(まず一部門で開始し、全社展開)も柔軟に対応できます。
利用人数5名の想定費用
スタートアップや個人事業主の小規模チームに適した構成です。合計容量はStarter 150GB、Standard 10TB、Plus 25TBとなります。
| プラン | 月額費用 | 年額費用 |
|---|---|---|
| Business Starter | 4,000円 | 48,000円 |
| Business Standard | 8,000円 | 96,000円 |
| Business Plus | 12,500円 | 150,000円 |
利用人数10名の想定費用
成長期の中小企業や、部門単位での導入に適した規模感です。合計容量はStarter 300GB、Standard 20TB、Plus 50TBに拡大します。
| プラン | 月額費用 | 年額費用 |
|---|---|---|
| Business Starter | 8,000円 | 96,000円 |
| Business Standard | 16,000円 | 192,000円 |
| Business Plus | 25,000円 | 300,000円 |
利用人数50名の想定費用
中堅企業や全社導入を検討する組織の標準的な規模です。合計容量はStarter 1.5TB、Standard 100TB、Plus 250TBの大容量になります。
| プラン | 月額費用 | 年額費用 |
|---|---|---|
| Business Starter | 40,000円 | 480,000円 |
| Business Standard | 80,000円 | 960,000円 |
| Business Plus | 125,000円 | 1,500,000円 |
人数が増えると費用は直線的に増えます。
まずは想定人数(5/10/50人など)で月額を並べ、年額は×12で確認すると、増員時の予算影響を短時間で把握できます。301名以上になるとBusinessプランの上限に達するため、Enterprise移行を検討する必要があります。
Google Workspaceの料金改定・値上げ情報

Google Workspaceは過去に複数回の料金改定があり、契約形態や更新日により適用時期も異なります。
検討時は最新の公式価格を確認し、自社の契約状況に応じた影響を把握することが重要です。値上げ不安は「いつ・なぜ・次もあるか」で解消できます。
改定履歴と背景、長期利用の考え方を整理して判断材料にすることで適切な導入判断ができます。
Google Workspaceの料金改定・値上げ情報
過去の料金改定・値上げの履歴
Google Workspaceは2019年から2025年までに3回の価格改定を実施しています。
主な対象は柔軟プラン(月額契約)で、既存契約への適用範囲も段階的に拡大されてきました。
2019年4月|G Suite時代の初回改定
G Suiteの名称で提供されていた時期に最初の価格改定を実施しました。サービス拡充に伴う値上げでした。
2023年4月|約20%の値上げ
フレキシブルプランで約20%の値上げを実施しました。Business Standardは1,360円から1,632円へ、Business Plusは2,040円から2,448円に改定されました。
2025年3月|Gemini統合に伴う改定
AI機能の標準搭載により再度値上げされました。Business Standardは1,600円、Business Plusは2,500円となり、従来のアドオン料金が不要になりました。
料金改定は「発表日」と「実際の適用日」がズレます。契約タイプ(柔軟/年契約)と更新日で、いつ値上げになるかが決まるため確認が必要です。
Google Workspaceの料金改定・値上げ情報
最近値上げがあった理由
2025年1月17日より、Business/Enterpriseの全プランにGemini for Google Workspaceが追加費用なしで標準搭載されました。
これに伴い2025年3月17日から料金が改定され、従来月額2,260円だったアドオンが不要となる代わりに基本料金が引き上げられました。値上げの背景は「新機能を標準にして広く使えるようにする」方針です。
自社でAIを使う頻度と、代替サービス費用も含めて判断することで適切な投資判断ができます。
【値上げのニュース】
Googleは2025年1月15日、Google Workspace BusinessおよびEnterpriseプランにGemini AI機能を標準統合し、追加料金なしで利用できるようにすることを発表しました。これまで別途アドオンとして提供されていたGemini機能(Business向け月額20ドル、Enterprise向け月額30ドル)が、各プランに組み込まれる形となります。
これに伴い、Google Workspace BusinessおよびEnterpriseプランの料金が改定され、2025年3月17日から新価格が適用されます。例えば、Business Standardプランは月額12ドルから14ドルへと2ドルの値上げとなりますが、従来Gemini Businessアドオン(月額20ドル)を追加していたユーザーは、合計で月額32ドルから14ドルへと大幅にコスト削減できることになります。
GoogleはこのAI機能の民主化により、すべての規模のビジネスが生成AI技術を活用し、生産性と創造性を向上できる環境を整備することを目指しています。
Google Workspaceの料金改定・値上げ情報
今後も値上げはあるのか?
将来の値上げは断定できませんが、機能追加や提供コストの変化で改定は起こり得ます。
Google Workspaceは過去に2019年、2023年、2025年と料金改定を実施しており、今後も機能強化に合わせた値上げの可能性は否定できません。
AI機能のさらなる進化や新技術の追加に伴い、将来的な価格改定の可能性はゼロではありません。
固定費化するなら「年契約で単価を抑える」「人数増減ルールを決める」など運用で吸収する準備が必要です。
Google Workspaceの料金は高い?無料版との違い

Google Workspaceは2025年3月17日に料金改定が実施され、AI機能Geminiが標準搭載(プランによって利用できる機能に差があります)されました。
月額800円から利用できる法人向けクラウドサービスで、独自ドメインメールや管理機能が付帯します。無料版は個人利用向けで管理や統制が弱く、Workspaceは独自ドメイン運用と権限管理がセットです。
情報漏洩や業務停止のリスク低減効果を考慮すると、事故対応コストを減らせる点で費用対効果が高いといえます。
Google Workspaceの料金は高い?無料版との違い
無料版Googleアカウントでできること・できないこと
無料版Googleアカウントは15GBのストレージ容量でGmailやドライブを個人利用する分には十分な機能を備えています。
しかし独自ドメインメール、組織の権限管理、一括退職処理、監査ログなど法人運用に必要な統制機能は利用できません。個人アカウントでは各ユーザーが個別に設定を行う必要があり、組織全体でのセキュリティポリシー適用ができないのが課題です。
| 機能項目 | 無料版でできること | 無料版でできないこと |
|---|---|---|
| メールアドレス | @gmail.comのアドレス利用、15GBまでの保存、基本的な送受信機能 | 独自ドメイン(@会社名.com)の使用、広告非表示設定、カスタムメールアドレスの発行 |
| ストレージ | 15GBの個人ストレージ、ファイルの基本的な共有機能 | 組織全体でのストレージ共有、30GB以上の大容量利用、チーム単位での容量管理 |
| 管理機能 | 個人の二段階認証設定、個別アカウントのセキュリティ管理 | 管理コンソールによる一元管理、ユーザーの一括作成・削除、組織単位の権限設定 |
| セキュリティ | 基本的なパスワード保護、個人の2段階認証設定 | DLP(データ損失防止)機能、監査ログの確認、退職者のデータ回収、Vault機能 |
| サポート | ヘルプセンターの閲覧、コミュニティフォーラムでの質問 | 24時間365日の電話・メール・チャットサポート、専任担当者による技術支援 |
無料版は個人の利便性が中心で、会社としての統制や証跡確保の機能が不足しています。
誰が何にアクセスできるか、退職時のデータ回収、監査の可否が有料版との決定的な違いとなります。複数人で業務を行う法人環境では、情報管理の観点から有料版の導入が推奨されます。
Google Workspaceの料金は高い?無料版との違い
有料版で得られる管理・セキュリティ面の価値
有料版はユーザー管理、権限設計、端末や共有範囲の統制、ログ確認、データ保護を一元的に運用できます。
管理コンソールから組織全体のセキュリティポリシーを設定し、部署単位や役職単位での細かな権限制御が可能です。
2025年の料金改定により、Business Starterは月額800円、Business Standardは1,600円となりました。Gemini AIが標準搭載されたことで、文書作成支援やメール自動返信など業務効率化の価値が大幅に向上しています。
| 機能カテゴリ | 有料版でできること | ビジネス価値 |
|---|---|---|
| 独自ドメイン | @会社名.comのメールアドレス発行、カスタムドメインでの運用、企業ブランディング | 対外的な信頼性向上、フリーメールとの差別化、顧客からの信用獲得 |
| 権限管理 | 管理コンソールによるユーザー一括管理、部署別・役職別の権限設定、共有範囲の制限 | 情報漏洩リスクの低減、退職者のアクセス即時遮断、機密情報の保護 |
| 監査機能 | 詳細な監査ログの確認、ファイルアクセス履歴の追跡、Vaultによるデータ保持 | コンプライアンス対応、内部統制の強化、不正アクセスの早期発見 |
| セキュリティ | DLP機能による機密情報保護、二段階認証の強制、デバイス管理、エンドポイント保護 | セキュリティ事故の未然防止、GDPR等法規制への対応、取引先からの信頼獲得 |
| AI機能 | Gemini標準搭載(2025年3月より)、Gmail文書作成サポート、NotebookLMによる要約 | 業務効率の大幅向上、文書作成時間の短縮、意思決定スピードの加速 |
Workspaceの本質は「管理できること」にあり、権限・共有・端末・ログを統制できる点が最大の価値です。
退職や外注での情報持ち出し、誤共有、なりすまし等の事故リスクを現実的に減らせる仕組みを提供します。2025年からはGemini AIが追加料金なしで利用でき、文書作成や会議要約など業務の自動化が標準機能となりました。
専任のセキュリティチームによる24時間体制の監視と、定期的なアップデートにより最新の脅威にも対応しています。
Microsoft 365とGoogle Workspaceの料金比較

ビジネス向けクラウドツールの選定において、Google WorkspaceとMicrosoft 365のコスト比較は避けて通れません。
2025年3月のGoogle Workspace値上げにより、両者の価格帯が接近し、改めて比較検討が重要になっています。
単なる価格差だけでなく、含まれるアプリやストレージ容量、管理機能に違いがあるため、自社の運用形態に合わせた検討が不可欠です。
両社とも2024年から2025年にかけて価格改定を実施しており、Googleは約120~460円、MicrosoftはBusiness Premiumで数十%規模の値上げとなりました。
クラウドツールの二強である両社は、価格帯をぶつけ合うライバル関係にあります。
まずは主要プランの月額料金とカバー範囲の全体像を把握し、自社の従業員数や予算規模でどちらが検討対象になるかを明確にすることが、選定の第一歩となります。
Microsoft 365とGoogle Workspaceの料金比較
同価格帯プラン同士の比較
最も普及している1,000円から2,000円前後のプラン帯では、機能の対応関係が密接です。
GoogleのBusiness StandardとMicrosoft 365 Business Standardは、容量や会議機能で競合しますが、デスクトップアプリの有無が大きな分岐点となります。
2025年3月現在、Google Business Standardは月額1,600円(年契約)、Microsoft Business Standardは月額約1,874円(年契約)です。
Googleは2TBストレージとGemini AI機能が標準搭載され、クラウドネイティブな共同作業に強みがあります。一方Microsoftは1TBストレージですが、Word・Excel・PowerPointのデスクトップ版アプリが利用可能です。
| 比較項目 | Google Business Standard | Microsoft Business Standard |
|---|---|---|
| 月額料金(年契約) | 1,600円 | 約1,874円 |
| ストレージ容量 | 2TB/ユーザー | 1TB/ユーザー |
| デスクトップアプリ | Web版のみ | インストール版含む |
| Web会議参加人数 | 最大150名 | 最大300名 |
| AI機能 | Gemini標準搭載 | 別途Copilot契約必要 |
| 会議録画機能 | 標準搭載 | 標準搭載 |
価格が近いプランを比較すると、Googleはクラウドネイティブな共同作業に強く、Microsoftは多機能なデスクトップ版アプリの利用に強みがあります。
1ユーザーあたりのストレージ単価や、Web会議の録画機能の有無など、業務で必須となる項目の有無を確認しましょう。既存のOfficeファイル資産が多い企業はMicrosoft、ブラウザベースでの軽快な操作を求める企業はGoogleが適しています。
Microsoft 365とGoogle Workspaceの料金比較
コスト重視・運用重視での選び方
料金の安さだけで選ぶと、後からの機能追加やストレージ不足でかえって高くつく場合があります。
初期コストを抑えたい場合はGoogle、既存のWindows環境との親和性や高度なデバイス管理を重視するならMicrosoftといった、運用軸での判断が重要です。
2025年現在、Googleの最安プランBusiness Starterは月額800円から、MicrosoftのBusiness Basicは月額899円からスタートします。ただし最安プランはストレージ容量やWeb会議機能に制限があるため、実運用では中位プラン以上の検討が現実的です。
年間契約と月間契約の価格差も考慮すべきポイントで、年間契約なら約15~20%のコスト削減が可能です。
初期コストと運用体制
自社のITリソースと予算規模を確認し、導入時のコストだけでなく、管理者の運用負担も含めた総合的なコスト評価を行います。
Google Workspace
シンプルな階層構造で管理工数が少なく、IT専任者がいない中小企業に適しています。
年契約で月額800円からスタート可能で、初期導入コストを抑えられます。
Microsoft 365
既存のWindows環境との統合が容易で、Active Directory連携など高度な管理機能を備えています。
年契約で月額899円からですが、既存IT資産との親和性が高く移行コストを抑えられます。
コスト重視なら管理がシンプルなGoogle、運用重視なら既存環境との統合に優れたMicrosoftを選択するのがよいでしょう。
ストレージとAI機能
従業員一人あたりが扱うデータ量と、業務効率化のためのAI機能の必要性を評価し、ストレージ単価とAI利用コストを比較します。
Google Workspace
Business Standardで2TB、Business Plusで5TBの大容量ストレージが標準です。
2025年3月からGemini AI機能が全プランに標準搭載され、追加費用なしで利用可能です。
Microsoft 365
Business Standardで1TB、OneDrive容量は実用的ですが、Google比較では控えめです。
Copilot AI機能は別途月額約3,000円の追加契約が必要で、AI活用にはコスト増となります。
大容量データを扱う企業やAI活用を重視するならGoogle、標準的なストレージで十分ならMicrosoftが適しています。
デスクトップアプリの必要性
業務でOfficeデスクトップアプリが必須か、Web版で十分かを判断し、アプリケーション利用形態による総合コストを評価します。
Google Workspace
ドキュメント、スプレッドシート、スライドはすべてWeb版でブラウザ上で動作します。
軽快な動作とリアルタイム共同編集が強みで、デスクトップアプリは提供されていません。
Microsoft 365
Word、Excel、PowerPointのデスクトップ版が利用可能で、高度な機能やマクロに対応します。
既存のOfficeファイル資産が多い企業や、複雑な表計算・文書作成に適しています。
Web版で業務が完結するならGoogle、既存のOffice資産活用や高度な機能が必要ならMicrosoftを選択します。
コスト重視なら、シンプルな階層で管理工数が少ないGoogleが有利ですが、ガバナンスや高度なセキュリティを求める運用重視の場合は、Microsoftの包括的なライセンスが適しています。
将来の組織拡大やセキュリティ要件を見据えた「トータルコスト」での判断が推奨されます。年間契約を選択すれば両社とも15~20%のコスト削減が可能で、中長期的な利用を前提とするなら年契約が有利です。
また、2026年7月にはMicrosoft 365が再度値上げを予定しており、価格面でのGoogleの優位性がさらに高まる可能性があります。
自社に最適なGoogle Workspace構成を考える視点

料金表だけでは決めきれない場合は、業務で使う機能と運用ルール、将来の人数増減まで含めて構成を考えると、無駄な追加費用や再移行を避けやすくなります。
2025年3月にBusiness全プランでGemini機能が標準搭載され、Business Starterは月額950円、Business Standardは1,900円、Business Plusは2,500円へ価格改定されました。
料金だけで判断すると導入後に機能不足や追加費用が発生しやすく、結果的に再移行コストがかかるケースが増えています。
実際の業務フローと将来の拡張性を見据えた設計が、長期的なコスト削減と運用安定化の鍵となります。
検討すべき5つの観点
- 利用目的:メール中心か共同編集中心かでストレージや会議機能の必要性が変わります
- 管理要件:5人以下なら基本管理で十分ですが、10人を超えると組織単位や部署ごとの権限設定が必要
- 外部共有:取引先との頻繁なファイル共有がある場合は共有ドライブとアクセス制限の設定が重要
- セキュリティ:Business Starterは基本機能のみ。Plusになると監査ログやデータ損失防止機能が利用可能
- 予算:年間契約で約20%割引が適用されるため、長期利用前提なら年額プランを選ぶとコスト削減可能
料金表は入口に過ぎません。業務で必要な機能、管理・セキュリティ要件、将来の人数増加まで含めて構成を設計すると、後からの追加費用や再移行を避けやすくなります。
自社に最適なGoogle Workspace構成を考える視点
業種・業務フローによる最適プランの考え方
同じ人数でも、メール中心か共同編集中心か、外部共有が多いかで必要機能が変わります。現場の作業フローを前提に、機能の必要度からプランを絞るのが近道です。
スタートアップでは共同編集とビデオ会議の頻度が高く、Business Standard以上の容量と会議録画機能が業務効率に直結します。
製造業では設計図や大容量データの保管が必要なため、Business Plusの5TB容量とVault機能で法令対応できます。
士業・コンサルでは顧客ごとの共有ドライブ管理と外部共有制限が重要で、Standard以上のプランが適しています。
営業主体の企業ではモバイルアクセスとカレンダー共有がメインのため、Business Starterでも十分運用可能です。
外部共有の制限は各プランで可能ですか?
全プランで基本的な共有制限は設定できますが、Business Plusとenterpriseでは詳細なアクセスログ監視とデータ損失防止機能が利用できます。
監査ログが必要な業種はどのプランを選ぶべきですか?
金融、医療、法律事務所など規制対象業種ではBusiness Plus以上が必須です。Vaultによる電子証拠開示とログ保持で法令要件を満たせます。
容量不足になった場合の対応方法は?
プランアップグレードが基本ですが、不要ファイル削除やアーカイブ運用でも対応可能です。Business Standardの2TBで不足する場合はPlusへの移行を検討します。
最適プランは人数より「使い方」で決まります。業務フローに合わせて、共同編集・外部共有・会議・容量・管理要件を整理し、必要機能を満たすプランへ絞り込むと判断が速くなります。
自社に最適なGoogle Workspace構成を考える視点
将来の人数増加・事業拡大を見据えた設計
今の人数で最安に寄せると、増員や拠点追加で権限設計や容量が不足しがちです。採用計画や運用負荷も踏まえ、変更コストが小さい構成にしておくと安心です。
- 5人から10人への拡大:共有ルールの統一と組織単位での権限管理が課題になり、Standard以上が必要です。
- 10人から50人への拡大:部署別の共有ドライブ設計とセキュリティポリシーの整備が重要で、Plus以上の管理能が求められます。
- 50人を超えると:Enterprise移行を視野に入れ、段階的なアップグレードパスを設計が必要
採用計画が明確な場合は、半年後の人数を基準にプラン選定すると再移行コストを削減できます。
1~5人
基本機能で十分ですが、外部共有が多い場合はStandardの共有ドライブ管理を検討します。
権限管理はシンプルで、管理者1名で運用可能です。容量はStarterの30GB/人でも対応できますが、動画利用が多いとすぐ不足します。
6~10人
組織単位での権限設定と共有ルールの統一が必要になります。
Standardの2TB容量と会議録画機能で業務効率が大きく向上します。管理者研修と運用マニュアル整備が定着の鍵です。
11~50人
部署別の共有ドライブ構成とセキュリティポリシーの文書化が必須です。
Plusの監査ログとVault機能で内部統制要件に対応できます。専任管理者の配置と外部サポート契約の検討が安定運用に繋がります。
増員や事業拡大を前提にすると、権限設計や容量、セキュリティ要件が重要になります。採用計画と運用負荷まで見据えて、段階的に拡張できる構成を選ぶと変更コストを抑えられます。
FAQ|Google Workspace の生成 AI Gemini とは

ここまで解説してきたGoogle Workspace Geminiの料金体系とプラン選択の基本を踏まえて、実際の導入から運用までの実践的なポイントをFAQ形式でまとめました。
2025年1月の標準搭載による料金体系の変更点や、管理者が直面しやすい設定上の課題、さらに複数人で利用する際の効率的な運用方法など、企業の実務で本当に役立つ情報を網羅しています。
これらの情報を理解して活用することで、Business・Enterpriseプラン問わず、組織規模に応じた最適なGemini活用が実現できます。
Google Workspace Geminiの料金プランは無料化されたの?追加料金は不要?
2025年1月より、Google Workspace BusinessプランおよびEnterpriseプランにGemini機能が標準搭載され、追加料金なしで利用可能になりました。
それまで月額2,260円〜4,080円だったGemini for Google Workspaceアドオンライセンスが廃止され、既存のWorkspace契約だけでGeminiの基本機能が使えます。
ただし、プラン料金自体は約120円〜550円値上げされており、Business Starterは月額800円(年契約)、Business Standardは1,600円、Enterprise Standardは3,670円となっています。
それでもGeminiアドオンを追加購入していた場合と比較すると大幅にコストが削減され、全ユーザーがAI機能を標準利用できるメリットは非常に大きいといえます。
Business Starterでも一部AI機能が利用可能ですが、本格的なWorkspaceアプリ横断活用にはBusiness Standard以上のプランが推奨されます。
Google Workspace Geminiを導入する際の具体的なステップは?
管理者は以下の5ステップでGeminiを導入できます。
まず①Google Admin Consoleにログインし、②「アプリ」→「Google Workspace」→「Gemini」セクションを選択します。
次に③Gemini機能を有効化し、対象範囲を組織単位またはグループ単位で細かく設定します。
その後④各エンドユーザーがGeminiアプリの拡張機能設定で「Google Workspace」連携を有効化し、⑤Gmail設定で「スマート機能とパーソナライズ」をオンにする必要があります。
設定完了後、Gmail・ドキュメント・スプレッドシート・ドライブのサイドパネルからGeminiが利用可能になります。
段階的にロールアウトすることで、部門ごとに最適なタイミングで導入を進められます。
Geminiの利用回数制限や機能制限で注意すべき点は?
BusinessプランとEnterpriseプランで制限内容が大きく異なります。
Businessプラン(Standard・Plus)には実質的な月間利用回数のソフトリミットが存在すると報告されているのに対し、Enterpriseプランは実質無制限で利用可能です。
また、Enterpriseプランでは Google MeetやChatの高度なAI機能も使え、AIエージェント開発機能やより高度なデータ保護も提供されます。
無料のGeminiアプリには1日50〜100回程度のリクエスト制限があり、制限に達すると翌日まで利用できなくなるため業務利用には不向きです。
継続的な業務利用や大規模チームでの活用を検討する場合は、事前に組織の利用パターンを把握し、適切なプラン選択を行うことが重要です。
Gemini APIをGoogle Workspaceと連携して業務自動化する方法は?
Google Apps Script(GAS)を使ってGemini APIを呼び出すことで高度な自動化が実現できます。
具体的な手順は、①Google Cloud ConsoleでGemini APIを有効化し、②APIキーを取得します。
次に③GASエディタ(script.google.com)でAPIリクエストコードを記述し、④スプレッドシートやGmailと連携させてワークフローを構築します。
例えば、メール内容の自動要約、スプレッドシートデータの分析レポート生成、ドキュメントの自動校正などが可能です。
Gemini APIの関数呼び出し(Function Calling)機能を使えば、複雑なWorkspaceタスクも効率化でき、2025年11月にリリースされたGemini CLI Extensionを活用すれば、自然言語でApps Scriptコードを生成することも可能になりました。
複数人のチームでGeminiを効率的に活用・管理する方法は?
Google Admin Consoleから組織単位やグループ単位で利用権限を細かく設定できます。
部門別に利用範囲を制限したり、段階的にロールアウトすることで混乱を防げます。
具体的には、管理コンソールの「生成AI」→「Gemini for Workspace」セクションで、特定の組織部門やGoogleグループに対してGemini機能の有効化・無効化を設定できます。
また、利用ガイドラインを作成し、効果的なプロンプトのベストプラクティスを社内で共有することで生成品質が向上します。
Enterpriseプランでは監査ログで利用状況を詳細に追跡でき、コンプライアンス要件にも対応可能です。
定期的に利用実態をレビューし、必要に応じてプラン変更を検討しましょう。データガバナンス設定により、機密情報の取り扱いルールも明確化できます。
まとめ|Google Workspace料金プランとGemini活用のポイント
Google Workspaceのプラン別料金体系、2025年3月の値上げ内容、Gemini標準搭載による機能拡張、そして実際の導入ステップと注意点について詳しく解説させていただきました。
2025年1月からBusinessプラン・Enterpriseプラン全てにGemini AI機能が標準搭載され、追加料金なしで生成AIを活用できる環境が整いました。
料金改定により月額120円から460円の値上げとなりましたが、これまで月額2,260円から3,400円の追加料金が必要だったGemini機能が標準化されたことで、実質的なコストパフォーマンスは大幅に向上しています。
2025年最新プラン別料金・機能ガイド
- Business Starter(月額800円・税抜):最大300ユーザーまで対応、1ユーザーあたり30GBストレージ、最大100名参加のビデオ会議。Gemini標準搭載でGmail文書作成サポート・スマートリプライが利用可能。小規模チームや個人事業主に最適な基本プラン
- Business Standard(月額1,600円・税抜):プール型2TBストレージ、最大150名参加の会議に録画機能・ノイズキャンセリング搭載。Gemini機能に加えNotebookLM Plusでドキュメント要約・音声概要作成が可能。中小企業の標準プランとして最も人気
- Business Plus(月額2,500円・税抜):5TBストレージ、最大500名会議対応、出席トラッキング・Vault(データアーカイブ)機能搭載。高度なGemini分析機能で業務効率を最大化。セキュリティ重視の中堅企業向け上位プラン
- 2025年3月17日料金改定:新規契約は3月17日以降、既存契約は更新時に新料金適用。月額120円(Starter)から460円(Plus)の値上げだが、従来月額2,260円以上だったGeminiアドオンが標準化され実質的には大幅なコスト削減を実現
- Gemini機能の標準搭載:2025年1月以降、全Businessプラン・Enterpriseプランで追加料金なしでGemini利用可能。Gmail・ドキュメント・スプレッドシート・スライドで文章生成・要約・翻訳・データ分析を実現し、組織全体の生産性を革新
Google Workspace導入において「プラン選定」「利用人数制限の理解」「移行計画」といった課題が発生しやすい状況です。
「要件定義の明確化」「セキュリティ設定の最適化」「段階的なユーザー展開」「管理体制の構築」という4つの基本原則を守ることで、予算超過・情報漏洩・業務停止といったリスクを回避しながら効果的なクラウド移行を実現できます。
まずは14日間の無料トライアルでBusiness Starterプランを試し、組織の要件に応じてStandardやPlusへのアップグレードを検討してください。
管理者コンソールでのセキュリティ設定(2段階認証必須化・アクセス制御・データ保護ポリシー)を初期段階で適切に行うことが成功の鍵となります。
Google Workspace導入成功の本質は「最新プランの追求」ではなく「業務課題の明確化と現実的な移行計画」にあります。標準搭載されたGemini機能を最大限活用し、適切なプラン選択と段階的導入により投資対効果を最大化できます。実際の導入事例では、メール対応時間50%削減、文書作成時間60%短縮を実現しながら、エンタープライズグレードのセキュリティで組織の機密情報を保護することに成功しています。
ぜひ、皆さんの「どのプランを選べばよいか分からない」「料金体系が複雑で不安」という悩みを「最適プランで安全導入」「Gemini活用で業務効率劇的改善」に変えられるよう、本記事の料金情報と導入ステップを実践してみてください。


